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2014年7月26日土曜日

坪尻駅(Tsubojiri Station)

2014年度版秘境駅ランキング第5位の坪尻駅を目指します。
出発地は香川県の多度津駅。
高知に向かう土讃線と愛媛に向かう予讃線の分岐駅なので四国では主要駅です。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


まずはAM9:06発の琴平行きに乗ります。
琴平駅から先は非電化のため、琴平駅で1両編成のディーゼル車に乗り換えます。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


坪尻駅にはAM9:52に到着。
この駅に停まるのは上り1日7本、下り1日5本という少なさです。
運転士さんに「本当にここで降りるの?」と念押しされました…。
ウィキペディアによると1日あたりの乗降客数は2名とのこと。
結局、下車したのは私と娘の二人だけで駅は貸し切り状態になりました。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


こちらは駅北側(琴平方面)のトンネル。
通過列車が100km/hの速度で飛び出してくるので列車がやって来る度に驚きます。
線路沿いに柵や踏切の遮断機もないのでとても危険です。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


こちらは北側から見た駅のホーム。
この駅はスイッチバック式の単式ホームで珍しい構造をしています。
手前(琴平方面)からやって来た下り列車は一旦左奥の引き上げ線に入った後、
進行方向を変えてホームに入り、再び進行方向を変えて出発、本線に戻ります。
上り列車はホームに停車後、引き上げ線に入り進行方向を変えて本線に戻ります。
連続して2回も進行方向を変えるので、運転士は運転台の移動が大変そうです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


駅舎の外観です。古くてなかなか趣のある駅舎です。
1950年に開業、1970年からは無人駅となっています。
ホームにある変な形をした新しいベンチは座り心地が悪かったです…。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


駅のホームでヘビを発見!
こいつは無毒のシマヘビですが周辺にはマムシが多いので注意が必要です。
ヘビ以外にも大量の虫やトカゲが這いずり回っているので訪れるには覚悟が要ります。
待合室も蛾がびっしりなので逃げ場はありません。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


駅に別れを告げて国道32号に繋がる山道に入ります。
駅の周辺で撮影した珍しい昆虫たちは後日紹介しようと思います。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


山道に入るとすぐに廃屋がありました。
軽く中を覗いてみましたがかなり不気味だったので素通りです。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


少し進むと眼下に渓流が見えました。
鮎苦谷川(あいくるしだにがわ)という吉野川水系の河川です。
実は、坪尻駅のある場所はもともとこの川の川底でした。
川の流れをトンネルで迂回させることで駅の敷地を確保した歴史があります。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


山道は残り15分程ありますが、子供連れなので安全を優先してこの先は断念です。
ここでマムシに咬まれてしまうとヘリも近づけない狭い谷なので命に関わります。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


道の先はこのような感じです。
ほとんど人が通らないので獣道のようになっています。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


帰りに廃屋の中をチラ見してみました。
かなり年季の入った家財が散らばっています。
奥からガサガサと音が聞こえてきたので動物が住処にしているようです。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


一緒について来た娘は採取した草花や昆虫を袋に入れて持ち帰りました。
秘境駅をあまく見ていて軽装で訪れたのはちょっと失敗でした。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


最後に線路の上で記念撮影。
こちらは南の高知方面です。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


こちらは北の琴平方面。
いつ列車が来るかわからないので怖いです。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


帰りの列車はAM10:53発の琴平行きです。
約1時間の滞在でしたが、遠くまで行けなかったので後半は時間を持て余し気味。
一人で訪れていればもう3時間後のPM1:52の列車で帰る計画を立てていました。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


帰りは車窓からヒマワリ畑を楽しみ、多度津駅にはAM11:43に到着です。
半日の短い時間でしたが、なかなか面白い旅になりました。

Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR


撮影日:2014年7月22日
撮影場所:徳島県三好市

2 件のコメント:

  1. geweldig mooi daar maar of ik daar nou alleen durft te lopen ik zag al een slang weg gaan nou nee.

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  2. Moja córka chwali sobie pociągi tokijskie, ale jak widać na południu, to dokładnie nie wiadomo na ile można na nich polegać.
    Nie lubię węży i żmij, ale poza Irlandią wszędzie się je spotyka. No cóż trzeba być uważnym.
    Piękna choć nie typowa wędrówka.

    返信削除

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