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2013年4月30日火曜日

シマヘビ (Elaphe quadrivirgata)

石垣の隙間から顔を出しているヘビを発見。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


マムシ注意の看板があったので突然の遭遇に躊躇しましたが、
冷静に観察してみるとシマヘビだったので一安心。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


思い切って引っ張りだすと尻尾の先をガサガサと強く振動させて威嚇されました。
シマヘビの特徴は、名前の通り4本の黒い縞模様と赤い目です。
今回見つけた個体は体長1m程の一般的なサイズでした。

撮影日:2013年4月28日
撮影場所:香川県仲多度郡まんのう町

ニホンアマガエル (Hyla japonica)

水田で見つけたニホンアマガエル。
必死に細い茎にしがみついている姿がとても微笑ましいです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


雨が降りそうになると繁殖期でなくとも鳴く特徴があるので、
雨蛙という名前がついたようです。
ちなみに、粘膜には毒があるので触れた後には必ず手を洗いましょう。
触れた手で目や口を擦ると危険です。

撮影日:2013年4月28日
撮影場所:香川県仲多度郡まんのう町

ヤマサナエ (Asiagomphus melaenops)

水田の近くの茂みで見つけたサナエトンボです。
おそらくヤマサナエだと思うのですが、
キイロサナエとよく似ているので自信がありません…。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


黒地に黄色い模様と緑色の複眼で、
個人的には「トンボ」のイメージに最も近い種類です。
サナエトンボの仲間は日本全国で比較的よく見られます。

撮影日:2013年4月28日
撮影場所:香川県仲多度郡まんのう町

シオヤトンボ (Orthetrum japonicum)

シオカラトンボによく似ていますが、
やや小型のシオヤトンボという種類です。
今回の写真も香川県で撮影したものですが、
関東でも春先に最も早くから見られるトンボです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


青白い粉をふいているのが雄で、
空中で盛んに縄張り争いをしていました。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


一方、雌は黄色に黒の模様をした体で、
雄とはまるで違う種類のようです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


興味深いことに、雄は近づくとすぐに逃げてしまうのですが、
雌は触れる程近くに接近しても逃げません。
そういう習性なのだろうか…。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


調子に乗って頭部を接写してみました。
トンボの特徴である複眼を確認できます。
口を小刻みに動かしていて何か話しかけられているようでした。
とても愛嬌があります。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


下の写真のように雌雄両方の特徴をもった面白い個体もいます。
実は、未成熟の雄です。
青白い粉は成熟した雄の証という訳です。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro



撮影日:2013年4月28日
撮影場所:香川県仲多度郡まんのう町

2013年4月29日月曜日

ニホントカゲ (Plestiodon japonicus)

香川県の水田近くで見つけたニホントカゲです。
下の写真は青く光沢のある尻尾が特徴の幼体です。
関東地方でもこのようなトカゲを良く見かけますが、
よく似ているヒガシニホントカゲの可能性が高いかもしれません。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


下の写真は体長30cm近くの成熟した雄です。
喉から腹部にかけて赤みを帯びていますが、
これは繁殖期の雄の特徴です。
これ程大きな個体は初めて見たのでビビりながら撮影しました…。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


撮影日:2013年4月28日
撮影場所:香川県仲多度郡まんのう町

フジ (Wisteria floribunda)

毎年開花を楽しみにしている香川県にある海岸寺の藤棚です。
今年は訪れた時期が早すぎたので少し残念な感じでした。
藤棚の下は薄紫の光と良い匂いで幻想的な空間です。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


撮影日:2013年4月27日
撮影場所:香川県仲多度郡多度津町

シロツメクサ (Trifolium repens)

どこでも見られる所謂クローバーです。
遥か昔にガラス製品を梱包する際の緩衝材として使用したことが、
白詰草の名前の由来のようです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


根粒菌の作用で土が豊かになるため、
休耕地によく植えられています。
家畜の餌にもなるのでメリットが多い植物です。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


撮影日:2013年4月27日
撮影場所:香川県仲多度郡多度津町

ベニシジミ (Lycaena phlaeas)

香川県で撮影した春型のベニシジミです。
成虫になってから時間が経っているのか翅がやや傷んでます。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


詳しくは別途説明しますが、
この蝶がとまっているシロツメクサは昆虫にも人間にも大人気です。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


撮影日:2013年4月27日
撮影場所:香川県仲多度郡多度津町

ナナホシテントウ (Coccinella septempunctata)

日本では一番よく見られるテントウムシです。
名前の通り鞘翅に7個の黒い斑点があります。
触れると死んだふりをするかわいいやつですが、
少々臭い黄色い体液を分泌するので触らない方が良いかも…。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


とても目立つ体色なので簡単に食べられてしまいそうですが、
赤色が警告色であるのと体液が有毒なので鳥からは避けられるようです。
ちなみに害虫のアブラムシをよく食べるので益虫です。

撮影日:2013年4月27日
撮影場所:香川県善通寺市

ナミアゲハ (Papilio xuthus)

日本全国に生息しているナミアゲハです。
今の時期に見られる春型はやや小さめのサイズです。
花に止まってもなかなか羽ばたきを止めてくれないので、
残念ながらうまく撮影できませんでした…。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro
よく見ると左後翅の突起が欠損していますね。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro




撮影日:2013年4月27日
撮影場所:香川県善通寺市

2013年4月28日日曜日

モンシロチョウ (Pieris rapae)

GWの休暇を利用して香川県にやってきました。
到着早々、善通寺市の公園で見つけた紋白蝶を撮影。
春型の紋白蝶は夏型に比べて白っぽいといわれていますが、
実物を見て納得ですね。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro

子供の頃によく捕まえた日本ではなじみ深い紋白蝶ですが、
古来から日本に生息していたわけではなく、
奈良時代に大根栽培とともに移ってきたとする説が有力のようです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


撮影日:2013年4月27日
撮影場所:香川県善通寺市

2013年4月26日金曜日

タンポポ (dandelion)

タンポポの綿毛をマクロ撮影。
日常では気付かない不思議な世界が広がります。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


撮影日:2013年4月14日
撮影場所:埼玉県日高市

2013年4月25日木曜日

ヤエザクラ (Prunus lannesiana)

近所の道路には街路樹として様々な品種の桜が植えられています。
中でも特に気に入っているのはこの八重桜。
自宅から一番近い場所に咲いている桜です。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro
桃花のような濃いピンク色です。
晴れている日には特に鮮やかに見えます。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro

撮影日:2013年4月8日
撮影場所:埼玉県日高市

2013年4月24日水曜日

シダレザクラ (Cerasus spachiana)

2週間前に撮影した満開の枝垂れ桜です。
少々標高の高い所なので都内に比べると満開の時期は遅いかもしれません。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


通常の桜(ソメイヨシノ)よりも花は小ぶりですが、
上品かつ女性的な雰囲気を感じます。
とても美しい桜でした。来年も楽しみです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro
撮影日:2013年4月8日
撮影場所:埼玉県日高市

2013年4月23日火曜日

オオアラセイトウ (Orychophragmus violaceus)

春になると道端でよく見かけるこの紫の花。
今までハナダイコンだと思っていましたが、
実はオオアラセイトウ(大紫羅欄花)という全く別の花だった…。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro

撮影日:2013年4月8日
撮影場所:埼玉県日高市

2013年4月22日月曜日

ヤグルマギク (Centaurea cyanus)

とある民家の庭先で雑草に紛れる鮮やかな青い花を見つけた。
調べてみると矢車菊という花だった。
意図して植えたものなのだろうか。
病気や虫に強く育てやすい花ということなので自宅にも植えてみようかな。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro

撮影日:2013年4月14日
撮影場所:埼玉県日高市

2013年4月21日日曜日

高麗川 (Komagawa River)

武蔵横手駅から1km下流の高麗川です。
予想より水量が多くダイナミックな流れでした。
釣り人やアオサギを見かけたので魚も豊富のようです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro

その後、武蔵横手駅を経由して五常の滝へ向かうことに。
途中の山道では新緑の綺麗な木漏れ日が見られました。







Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


日高市の観光名所になっている五常の滝。
孔子が説いた五常(仁義礼智信)から名付けられているようです。
落差12mの綺麗な滝でした。


Nikon D7000 & AF-S DX Nikkor 35mm f/1.8G

撮影日:2013年4月14日
撮影場所:埼玉県日高市

イチョウ (Ginkgo biloba)

イチョウといえば黄葉が美しい秋のイメージですが、
春の柔らかな若葉も負けず劣らず綺麗です。

イチョウ科の植物は、数万年前までは世界中に広く繁茂していたそうですが、
現在ではこの「イチョウ」のみがイチョウ科に属する唯一の植物とのこと。
気のせいか、何か寂しげに見えてきました…。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


撮影日:2013年4月21日
撮影場所:埼玉県飯能市

ササグモ (Oxyopes sertatus)

雨上がりの公園で5mm程の小さなクモを発見。
ハエトリグモの一種かと思ったけど、拡大してみるとササグモと判明。
(大きさと体色から推測すると幼体?)

足が速く跳躍力も優れているので触れると勢い良く逃走されました…。
撮影した写真を見ると小さな眼が8つ並んでいて少々不気味です。
クモは脚が8本あることは広く知られていますが、
眼も8つあることは意外と知られていないような気がします。

このササグモは小型の昆虫を捕食するので人間から見れば益虫になります。
実際に害虫駆除のために大量飼育して効果をあげた実績もあるようです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


撮影日:2013年4月21日
撮影場所:埼玉県飯能市

ナガメ (Eurydema rugosa)

高麗川沿いの菜の花畑で見つけた面白い模様のカメムシ。
菜の花に集まる亀虫という意味で菜亀(ナガメ)と名付けられたようだ。
栽培している植物の汁を吸うので当然害虫になります。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro

上下逆さまから見ると人間の顔のようにも見えます。
体長は7〜8mm程度で実物はかなり小さいです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro




体色は濃いオレンジ色から黄色まで個体によって様々でした。
下の写真はオレンジと黄色のカップル。
雌雄の見分け方はわからず…。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro



撮影に夢中になり過ぎて服がカメムシ臭にやられました…。
カメムシは種類が多くて奥の深い世界なので今後もめげずに勉強します。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


撮影日:2013年4月14日
撮影場所:埼玉県日高市

クマバチ (Xylocopa)

近所の公園でハナズオウ(花蘇芳)を撮影中に大きな羽音とともに現れたクマバチ。
危険な蜂だと思われがちですが、実は温厚で滅多に刺しません。
人間に関心を示さないと言う方が正しいかもしれません。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro









体長は3cm程で、丸くてふさふさした体つき。
大きくて重そうな体の割に翅は小さくて、
一昔前の航空力学では飛ぶことは不可能とされていたようです。
不可能を可能にする縁起の良いクマバチにあやかろうと、
ホバリング姿の接写にチャレンジしてみました。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro

下の写真は正面から撮影したもの。
花粉まみれで顔が痒いのか前脚で顔を掻いているように見えます。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro




最後は真後ろから撮影。
なかなか質感の良い美しいお尻です。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro

撮影日:2013年4月14日
撮影場所:埼玉県日高市

ヤマブキ (Kerria japonica)

武蔵横手駅から鎌北湖方面に登る山道に群生していた山吹。
文字通り山吹色の花がちょうど見頃でした。
庭で観賞用に栽培されるのは八重咲きの品種が多いですが、
ここに咲いている山吹は一重咲きでした。


Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro


撮影日:2013年4月14日
撮影場所:埼玉県日高市

2013年4月20日土曜日

ベニシジミ (Lycaena phlaeas)

ハルジオンの蜜を吸っている前翅のオレンジが美しい春型のベニシジミ。
夏型はあまり見たことがないですが、前翅が茶色いようです。
季節型は、幼虫期の日照時間で決まるらしい。
日照時間が13時間以下だと春型、14時間以上なら夏型になるとのこと。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro

撮影日:2013年4月14日
撮影場所:埼玉県日高市

アオオビハエトリ (Siler vittatus)

庭にできた蟻の巣を見ていると、近くにハエトリグモを発見。
よくよく見てみると、体長5mm程のアオオビハエトリ♀でした。
青緑の金属光沢を纏ったド派手な体色で、
常にバンザイの格好でちょこまかと面白い動きをするかわいいやつです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro




せっかくなので好物の蟻を捕獲する決定的瞬間を写真に収めようと試みましたが、
極小のくせに予測不可能な素早い動きで敢えなく失敗に終わりました…。
下の写真はバンザイをしながら獲物を品定めしているところ。
可愛らしいです。

Nikon D7000 & Tamron SP AF 90mm f/2.8 Di Macro

撮影日:2013年4月7日
撮影場所:埼玉県日高市
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